課題解決に向け連携確認/青少年健全育成で活動報告
2013年度の市青少年育成活動報告会(主催、同市民会議)が22日、市中央公民館で開催された。平良、鏡原、福嶺、下地、上野、伊良部の6中校区支部と市教育委員会、宮古島警察署が活動の成果を発表。参加者たちは課題や取り組み内容について学び、それぞれの課題解決に向けてより連携を密にした取り組みなどを確認した。
報告に先立ってあいさつした與那嶺敏之市民会議会長は「少年の問題行動は全体的に減少傾向にあるものの、深夜はいかいや集団飲酒などはまだまだ発生している。各支部の取り組みや課題など聞いて今後の活動に役立ててほしい」呼び掛けた。
そのほか、市教育委員会生涯学習部の垣花徳亮部長が「子供は大人の背中を見て育つ。私たち大人が模範となる行動を常に取ることで子供たちの健全育成つながり、住みよい宮古島にもなる」とあいさつした。
活動報告で平良中校区は、朝の交通安全指導を昨年7月からスタートさせ2月現在で119回実施しているほか、夜間巡回パトロールとして昨年7月から声かけ、帰宅指導を行い、2月現在で75回実施していることなどを報告。
成果としては、年間を通して夜間巡回パトロールを実施することで補導件数がへっていることなどが説明された。
また、課題としては校区内の小・中連携の強化と活動の工夫、改善、充実などが挙げられた。