11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
スポーツ
2014年2月25日(火)9:00

海風浴びて快走/ロマン海道・伊良部島マラソン

970人伊良部路駆ける/最長Aは加持が優勝


B、C、Dコースの657人が一斉にスタートしたロマン海道・伊良部島マラソン=23日、伊良部島・B&G体育館前

B、C、Dコースの657人が一斉にスタートしたロマン海道・伊良部島マラソン=23日、伊良部島・B&G体育館前

 第15回ロマン海道・伊良部島マラソン(主催・いらぶ観光協会)が23日、伊良部島と下地島の一円で行われた。4部門に計970人が出場し、海風を浴びながら風光明媚な二つの島を駆け抜けた。最長20・8㌔のAコースは宮古島市の加持岳志(42)が初優勝、女子は佐賀県から出場の中村和子(38)が制した。4部門全体の完走率は99・48%。

 伊良部島マラソンは、参加者の健康増進と地域の活性化が狙い。毎年島内外から多くのランナーが出場して汗を流している。

 最長Aコースには313人が出場した。佐良浜中学校前を出発し、伊良部島の海岸線を抜けて下地島を回り、ゴールのB&G体育館前を目指した。

 伊良部地区の史跡「ヤマトブー大岩」前に差し掛かると、来年開通する伊良部大橋が目前にくっきり。ランナーはその壮大な景観に歓声を上げていた。

 B(14・6㌔)、C(7㌔)、D(2・3㌔)はB&G体育館前を発着。下地島をほぼ一周するBコースには181人が挑戦、下地島空港周辺道路を折り返すCコースには296人が挑んで完走を目指した。

 ファミリーコースのDコースには親子ら67組180人が出場した。佐和田の浜を一望できる海沿いのコースを走って汗を流し、家族の絆を深めていた。

 最長Aコース総合優勝の加持は序盤から飛び出して圧勝。1時間15分46秒の好タイムで制した。レースを振り返り「涼しくて風も例年に比べると弱くて走りやすかった」と話した。初優勝には「うれしい。いろいろな大会に出ているが、優勝は初めてなので素直に喜びたい」と笑顔だった。

 Aコース女子の部を制した中村も貫禄のレース運びを見せた。総合でも5位に入る実力を発揮して初出場で優勝を決めた。「最後まで気持ちよく走れた」と会心のレースを誇った。

 各部門の上位入賞者・組は次の通り。

 【A(20・8㌔)】①加持岳志1時間15分46秒②千田信康1時間18分34秒③齋藤直毅1時間20分32秒
 【B(14・6㌔)】①伊佐孝明51分33秒②君島拓郎54分35秒③砂川幸男57分3秒
 【C(7㌔)】①保坂優作29分12秒②川満拓夢29分38秒③與那覇魁士29分40秒
 【D(2・3㌔)】①打出啓二・賢太郎11分23秒②與那覇悟・律子・健真14分4秒③古波蔵孝子・剛輝14分8秒


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!