04/23
2025
Wed
旧暦:3月25日 先負 辛 
産業・経済
2014年2月26日(水)9:00

タイの製糖企業が視察

小型ハーベスター利用など


沖糖の工場をバックに記念撮影した一行=25日

沖糖の工場をバックに記念撮影した一行=25日

 沖縄のハーベスター利用状況視察のためタイ国から24日来島したチラデット・ウサワット氏=巨大製糖企業「ミットポール」最高経営責任者=らは2日目(25日)は、沖縄製糖宮古工場を視察した。砂川玄悠専務の工場案内を受けたチラデット氏は「きれいに管理されている」と感想。ハーベスターについては「小回りが利く小型の稼働状況が参考になった。タイへの導入を検討したい」と積極姿勢を見せた。

 チラデット氏には琉球大学の上野正実教授やカセサート大学のクラナロン・スリロス教授ら10人近い関係者も同行した。

 ミットポール管内の年間キビ生産量は、宮古地区(約30万㌧)の70倍の2100万㌧。キビ畑は32万㌶に及ぶという。

 キビは同国の主要作物で、砂糖の輸出量はブラジルに次いで世界第2位。タイ経済を支えるキビの収穫は人手に頼ってきたが、近年労働力が不足し、宮古と同様タイでもハーベスターが利用されるようになった。機種は大型でオーストラリア製。ただ大型は同国に多い狭い畑に向かないため、同様な畑で小型が活躍する宮古視察となった。

 沖糖の視察でチラデット氏はハーベスターで収穫した原料のトラッシュ除去装置や、バガスやフィルターケーキなどを材料にした堆肥づくりなどに関心を示していた。一行は沖糖に次いで小型ハーベスターや株出管理機の稼働状況、地下ダム資料館などを視察した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!