自然の恵みに感謝/城辺小
ファイファイ結い食会
城辺小学校(濱川宗和校長)で25日、児童たちが校内で栽培したニンジンやジャガイモなどを使って調理し、保護者や地域の人たちを招いて会食する「ファイファイ結い食会」があった。同行事は同校独自の催しで毎年開催されている。
児童たちは21日に月日を掛けて栽培したニンジンやジャガイモを収穫。この日調理するための食材として用意した。
同校児童94人と学校職員全員が参加し午前中から体育館裏の中庭で、大鍋を使って5グループに分かれてカレーやシチュー、豚汁などを調理した。1~6年生をグループに分けて編成。野菜の皮むきなどを低学年が担い、火を使った調理は高学年が腕を振るった。
同催しは作物を栽培し調理することで勤労や食のありがたさを実感することと、1~6年をタテ割りでグループに分けることで学年間交流を図ることなどを目的にしている。
児童たちは体育館で配膳した後、保護者、職員とともに自ら調理した料理を楽しんだ。
前田然太君(6年)は「調理の時は火が熱かったがうまく料理が出来上がってうれしい」。洲鎌清香さん(6年)は「収穫したニンジンが小さかったが、とてもおいしい料理になって喜んでいる」と感想を述べた。会食の前に園芸委員の西里怜恩君(6年)が収穫の様子を述べ、あいさつした。