福祉施設を視察し交流/在沖米軍人の婦人
AWWAメンバーが来島
在沖米軍人の婦人らで構成する米国婦人福祉協会(AWWA、ベッツ・カブレラ・ジュリー会長)のメンバー16人が26日、来島し宮古の各種福祉施設を視察するとともに、同施設の関係者らと懇親会で交流を深めた。同協会は毎年、社会福祉に寄与する目的で会員らで集めた募金を宮古の各種福祉施設に寄贈している。
同日、石垣市から宮古空港に到着した一行は福祉施設の代表らに迎えられ、同空港で歓迎セレモニーが開かれた。一行を出迎えた特別養護老人ホーム「宮古の里」施設長の砂川達雄さんは「皆さんの活動に対して、いつも尊敬と感謝の気持ちを持っている。皆さんから贈られた浄財は、施設の処遇改善のために役立てられている。今年も多くの施設で交流し親睦を深めてほしい」とあいさつした。
同協会のベッツ・カブレラ会長は「とてもすてきな歓迎式を開いていただき感謝の気持ちでいっぱい。短い期間だが、宮古の多くの施設を回って、皆さんとの友好を育みたい」と述べた。
ベッツ・カブレラ会長の宮古訪問は3度目だが、他のメンバーは初来島だという。「精力的にできるだけ多くの施設を訪問し、一人でも多くの人と交流を持つことができれば幸いだ」と話した。
一行は、きょう28日には「くこりもや」や「ケアハウスいけむら」などの施設を訪れ、2日間の日程で計11カ所を訪問する予定だ。