永年勤続80人を表彰/宮古島商工会議所
友利さん(三和自動車学校)勤続41年
功績たたえ、さらなる飛躍に期待
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第39回会員大会が27日、市内のホテルで開かれ、永年勤続優良従業員表彰式が行われた。下地会頭が、友利武雄さん(勤続年数41年11カ月、三和自動車学校)ら80人にその功績をたたえるとともに、さらなる飛躍を願って表彰状を贈呈した。それぞれの職場で技術と経験を生かして宮古圏域発展のために貢献してきた受賞者たちに会場から大きな拍手が送られた。
あいさつで下地会頭は「表彰を受けた30社、80人の皆さんはそれぞれの企業の発展並びに社の経営安定に尽力したことが認められた。これからも高い志を持って自己研鑽に努め、自らを変革し、社業の発展と地域社会の一員として宮古圏域振興に取り組んでほしい」と呼び掛けた。
来賓祝辞で下地敏彦市長は「皆さんはこれまでの素晴らしい功績が認められて表彰を受けた。これからもそれぞれの社の発展に向け頑張ってほしい。また、それぞれの取り組みが宮古圏域全体の発展につながることになるので皆さんの活躍を期待している」と祝辞を述べた。
受賞者を代表して友利さんは「この表彰を受けたのは自分だけの力ではなく経営者、同僚たちの支援のおかげ。また、家族の支えがあったからこそ頑張ってこれた。これからも企業の発展、地域の発展のために頑張りたい」とあいさつした。
また、多年にわたり会議所の役員・議員として会議所の発展に貢献したことが評価されて羽地義禎さんに三村明夫日本商工会議所会頭からの感謝状も伝達された。
そのほか、表彰式に先立って「社会における顔の役割」の演題で宮古島市出身の国際医療ボランティア与座聡さんの講話も行われた。