教育・文化
2014年2月28日(金)9:00
青々とした島の恵みに感謝/宮古総合実業高校
生徒がアーサ収穫体験
宮古総合実業高校食品科学科のアーサ収穫体験実習が27日、宮古島漁業協同組合の大浦湾アーサ養殖場で行われた。同科の2年生20人が養殖用の網一面に広がるアーサをはさみで丁寧に切り取って収穫。太陽の光に輝くアーサを籠いっぱいに詰め込んだ生徒たちは大喜びで島の恵みに感謝していた。
新紗莉奈さんは「アーサを収穫するのは初めて。作業はきついけどとても楽しい。アーサは大好きなのできょう採ったアーサを天ぷらかスープにして食べたい」と笑顔で話した。
この取り組みは、課題研究の主原料であるアーサを生徒たち自身で収穫体験させることにより地域の水産業の現状を知るとともに、今後の研究への意識付けなどを目的に実施している。
収穫終了後は、用意されたアーサ汁を堪能したほか、同漁協に移動してアーサの選別作業と加工風景なども見学した。
この日は収穫した約60キロのアーサは生徒たちにプレゼントされた。