9人が1級に合格/宮古工業高校
調理技術と被服製作
宮古工業高校(宮里幸利校長)は28日、生活情報科フードデザインコース3年生8人が、第38回全国高等学校家庭科食物調理技術検定(文部科学省後援)の1級に、また被服製作技術検定1級に同科服飾デザインコースの1人が合格したと発表した。
宮里校長は「卒業式前に表彰できてうれしい。1級は最上級。日ごろの学習や練習の成果が実った。後輩の刺激にもなるので、これからもいろいろな資格に挑戦してほしい」と合格を祝し、合格証書を伝達するとともに、図書カードを贈呈した。
調理技術に合格した友利菜生さんは「どんな食材を生かして献立を作るか苦労した。先生とも何度も確認しながら取り組み、思った通りの料理ができた。1級合格はうれしい」と述べた。
調理技術は決められた食材を使い、自分が作った献立をもとに5品以上を90分以内で調理した。
被服製作の課題は半分ほど縫い上げてある浴衣を4時間で仕上げる。
検定試験は昨年12月に沖縄本島からの試験官が同校で実施した。
合格した生徒は次の通り。(敬称略)
【家庭科食物調理技術検定】亀濱菜美▽喜友名沙也▽佐和田綾音▽知念玲奈▽友利菜生▽西里瑠那▽根間綾香▽宮國笑美利
【被服製作技術検定】渡部のぞみ