3億円を補正減/市文教社会委員会
新ごみ焼却施設建設で作業遅れ
開会中の宮古島市議会(真栄城徳彦議長)3月定例会の文教社会委員会(垣花健志委員長)が28日、市役所平良庁舎で開かれた。付託された2013年度宮古島市一般会計補正予算(第7号)などを審議した。今年度に新ごみ焼却建設工事に伴う管理棟・渡り廊下建設の着工が予定されていたが、大規模な敷地造成工事の遅れなどの事情から、同予算の工事請負費3億円を補正減にし、新年度予算に新たに組み替えることが明らかにされた。各議案は、4日に開かれる同委員会で質疑・討論を経て表決される。
新ごみ焼却建設工事の請負総額は32億6000万円。2013年10月に敷地造成工事は着手していた。同建設工事の作業工程は、敷地造成工事後、先にごみピットやごみ焼却炉などの施設内部の大型機械類設置工事から先行し、次に焼却施設建屋建設工事に着手することにしている。これらの工事工程により管理棟・渡り廊下建設工事は同建屋建設工事に合わせることになったため、2014年度工事着手に計画変更した。
同補正予算では、歳入歳出総額にそれぞれ2億7756万円を追加し、歳入歳出総額ともに59億6520万円とした。
一方、14年度宮古島市国民健康保険事業特別会計補正予算では、歳入歳出総額にそれぞれ3億1301万円を追加し、補正後の総額をそれぞれ73億1411万円とした。