社会・全般
2014年3月5日(水)9:00
食パンで飲酒運転根絶/包装に標語とイラスト
富士パン上地社長が報告
富士製菓製パンの上地茂徳社長は4日、宮古島署で二日酔い運転等防止に対する社会貢献の一環として、同社が販売する食パン「銀河」の包装に、飲酒運転根絶標語とイラストをあしらった食パンの販売を1日から始めたと報告した。上地社長は「警察やボランティアが取り組んでいるが、なかなか飲酒運転を根絶できない。側面からの支援と思い、少しでも役に立てればとこの包装の食パンの販売を始めた」と話した。
宮城署長は「交通安全の意識高揚のために会社として取り組んでもらい、ありがたい」と取り組みに感謝した。
食パンの包装には「飲んつかー乗らんどぅ~(飲んだら乗るな)」という標語とともに、飲酒運転をしているトラにマスコットキャラクター(うずまきパン太)がパンチを浴びせるイラストが描かれている。
宮古島地区交通安全協会の宮里敏男会長は「このパッケージは交通安全の意識高揚にとても役立つと思う。ありがとう」と述べた。
印刷されたイラストのデザインは同社の社員らがアイディアを出し合って完成させた。