県外野菜出荷が最盛期/JA取り扱い
ゴーヤー、トウガンなど
JAおきなわ宮古地区営農振興センターが取り扱う野菜の県外出荷が最盛期を迎えた。JAの各集荷場には連日、ゴーヤーやトウガンなどが大量に搬入され、職員らは選別作業に追われている。
ゴーヤーの出荷は、昨年11月に始まった。1月に2㌧だった1日当たりの出荷量は現在はその3倍以上の7・5㌧に増えた。
2月上旬以降は、休まずに入荷を受け入れ、毎日出荷している。上野集荷場では8人が選別作業に従事し活気づく。
JAの営農指導員は、天気に恵まれたことや農家の栽培技術向上、面積拡大などを出荷量増加の要因に挙げた。品質面も今年2月の県野菜品評会で金賞を取る折り紙付き。県外出荷は6月末に終わる予定。
トウガンは1週間に約30㌧(1日平均約4㌧)出荷するようになった。1月の週10㌧と比べ3倍に増えた。宮古地区の7割以上を生産する上野の集荷場には、トウガンが一面に並び壮観だ。
宮古はトウガンの主要産地で、冬場の本土市場では宮古産が取引量のほとんどを占める。現在のキロ単価は300円と平年と比べかなり高い。今年はやや品薄のため、相場を上げているという。出荷は5月いっぱいで終了する。