舞踊披露、書道展示/ひらら大学修了式
学習の成果を発表
2013年度ひらら大学の修了式と学習発表会(主催・市社会福祉協議会)が11日、市平良老人福祉センターで行われた。会場には受講生ら約100人が出席し、1年間学習した舞踊や三線などを発表した。会場の入口には書道講座受講生の作品が展示された。
修了式で、主催者を代表して市社協の垣花義一会長が「1年間の講座で楽しい思い出や仲間ができたと思う。きょうはこれまでの成果を発表する場。楽しい修了式、発表会にしてほしい」とあいさつした。
市介護長寿課の友利義雄課長が「ひらら大学はいつでも、どこでも、誰でも学べる生涯学習の場。これからも健康を維持し、活躍することを祈念する」と下地敏彦市長の祝辞を代読した。
受講生を代表して、下地ヨシ子さんは「多くの仲間と同じ目的に向かって楽しく受講してきた。生きがいづくりなどを目的に受講した。先生の授業は大変分かりやすく、楽しい講座でした」と振り返った。
13年度のひらら大学は昨年4月17日に開講し、約200人の受講生が三線、舞踊、大正琴と書道の四つの講座で学んだ。14年度の開講は4月22日の予定。市内在住の60歳以上の市民なら誰でも参加できる。
この日、東日本大震災から3年目を迎え、地震が発生した午後2時46分に参加者全員が震災の犠牲者に黙とうを捧げた。