11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
産業・経済
2010年9月24日(金)9:00

前月比1頭3万円上げ/宮崎の購読者、5カ月ぶり参加

9月肉用牛競り

前月と比べ3万円上げた肉用牛競り=23日、JAおきなわ宮古家畜市場

前月と比べ3万円上げた肉用牛競り=23日、JAおきなわ宮古家畜市場

 台風11号の影響で延期されていたJAおきなわ宮古家畜市場の9月肉用牛競りが23日、開かれた。子牛1頭平均価格は33万6870円と、前月比3万955円上げた。今月の競りには、4月の口蹄(こうてい)疫発生以降5カ月ぶりに、宮崎県の購買者が参加した。


 宮崎県では8月27日に口蹄疫終息宣言が発表され、牛などの移動制限が全面的に解除された。


 宮崎県から参加した購買者は4人。県外の競り参加が制限されていた鹿児島県からも訪れ、購買者は口蹄疫発生前の顔ぶれに戻った。JAは、そのことが値上げに結びついたと分析している。


 宮崎県の鷹巣弘一さんは「県外の競りに行けるようになりほっとした。経営は厳しくなったが、頑張る」と決意を新たにした。


 鹿児島県の購買者は「規制が厳しく県外の牛が3カ月間買えなかった。牛舎の牛が減り経営に影響している。状況に応じては県外牛の導入もできる柔軟なマニュアルづくりが必要と思った」と語った。


 JAのまとめによると、子牛は458頭上場され、457頭が取引成立した。


 総販売額が1億5394万円、総販売体重が12万3459㌔。1頭当たり平均体重は270㌔と、標準を満たした。キロ単価は、前月比118円高の1247円。


 性別の1頭当たり価格は去勢が36万7864円(前月比3万1597円高)、雌が29万2922円(同比2万7528円高)となった。


 1頭当たりの最高価格は、48万9300円を記録した。


 去勢の体重区分別1頭当たり価格は「300~349㌔」が最も高く40万8660円。「250~299㌔」の36万8865円が続いた。


 子牛と成牛を合わせた総販売額は、1億5810万円だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!