産業・経済
2014年3月13日(木)9:00
5万8000㌧余に上方修正/宮糖伊良部工場
平均糖度上昇し14・07度
2013~14年産サトウキビの製糖操業が順調に推移している宮古製糖伊良部工場(渡久山和男工場長)は11日までに当初見込みの5万6000㌧を5万8000㌧余に上方修正した。昨年12月25日の操業開始時点の平均糖度は13・4度で、11日現在の平均糖度はそれより0・67度上昇し14・07度。
11日現在、5万8000㌧余のうち4万262㌧が搬入され処理された。手刈りが約80%の3万2201㌧、ハーベスターが約20%の8061㌧。天候に恵まれてキビが予想以上に成長していることから、最終見込みの総搬入量は決定していない。
キビ品種は農林27号が50%を占め、次いで農林15号が20%とされる。甘蔗糖度は最高が18・3度、最低8・1度。トン当たりの平均農家手取り価格は2万1898円。
同修正に伴い、製糖操業終了は4月上旬から同中旬に変更された。