新年度予算案など可決/多良間村議会閉会
教育委員同意案は取り下げ
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)3月定例会は14日、2014年度の当初予算案や人事案など議案17件を可決し閉会した。14年度の一般会計予算は23億2382万円で、前年度当初と比べ6・8%縮小した。
固定資産評価審査委員会委員は、下地昌義氏(71)=字仲筋=の選任に同意した。教育委員会委員には福嶺常夫氏(67)を提案していたが、国の07年の改正制度が委員のうちの一人は保護者の起用を義務付けたことから、同氏の同意案を取り下げた。
条例関係議案は、多良間村教育支援委員会設置条例を追加上程した。同委員会は村内に在住する特別な教育的支援を必要とする幼児、児童、生徒の教育支援について調査審議や就学指導を行う。
条例関係議案は外に村職員定数条例の一部改正▽村税条例の一部改正▽村消防団の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正▽重度心身障害者(児)医療費助成に関する条例の一部改正▽水道事業給水条例の一部改正-などを可決した。
14年度の特別会計は国民健康保険1億9738万円、介護保険1億7822万円、簡易水道事業7850万円、後期高齢者医療1142万円の合計4億6553万円-を計上した。
同定例会は当初、17日までの日程を予定していたが、前倒しして閉会した。