長濱会長の六段昇段祝う/宮古剣道連盟
大勢の関係者が栄誉たたえる
宮古郡剣道連盟会長の長濱光雄氏の剣道六段昇段をたたえる祝賀会が15日夕、市内のレストランで開催された。六段昇段は宮古からは15年ぶり。祝賀会には長濱氏の栄誉をたたえ祝福しようと同連盟の会員をはじめ、宮古体育協会や市関係者ら大勢の人たちが駆け付けた。
主催者を代表してあいさつした同連盟の国仲克紀副会長は「今回の長濱会長の六段昇段は、本人のみならず郡剣道連盟で日々、修練する多くの剣士たちの誇りでもある。五段までは県内で昇段試験が行われるが、六段以上は県外の限られた都市での審査となる。地元にいながら、審査に合格することは並大抵のことではない。百練自得の精神を身をもって示されたことに対して敬意を表する」とあいさつした。
祝辞を述べた下地敏彦市長は「剣道六段に昇段することがいかに大変なことであるかは聞いているが、60歳以上になって審査に望むということは、さらに至難の業だ。少年少女の剣士の皆さんには、先生の立派な姿勢をぜひ見習ってほしい」と述べ激励した。
謝辞を述べた長濱氏は「多くの人たちに指導して頂いた成果が六段昇段という形で結実した。多くの皆さんの激励を受けて大変喜んでいる。コツコツと積み上げたことが実現し感無量だ。皆さんに感謝するとともに、今後も郡剣道連盟の発展のため、皆さんと一緒に頑張っていきたい」と抱負を述べた。
県剣道連盟評議員の親川光俊氏の発声で祝杯が挙げられたほか、多くの来賓が祝福のことばや乾杯のあいさつを行い、長濱氏の六段昇段の栄誉をたたえた。