根間(宮工)ウェルター制覇/県高校春季ボクシング
下里はバンタム級3位
第20回県高校ボクシング春季大会は16日、沖縄水産高校で7階級の決勝を行い、ウェルター級で根間大成(宮工2年)が優勝、バンタム級で下里守(同)が3位に輝いた。
17日に帰島した根間は本紙のインタビューに「RSC(レフリーストップコンテスト)勝ちしたかったが、判定に持ち込まれて悔しい。ジャブを使って入っていく自分のスタイルでのボクシングができなかった」と話した。
2度目のインターハイ出場を目指す根間にとっては、県大会は圧倒的優位で勝ちたかったところ。「監督にも『県大会では1ラウンドで決めろ。そうしないと九州では勝つことが難しい』と言われた。相手に気持ちで負けないように、精神面を鍛え直したい」と意気込みを示した。
バンタム級3位の下里は「他の選手より2倍の練習量をこなし、次のインターハイ県予選では優勝を狙いたい」と巻き返しを誓った。
知念健次監督は「根間には勝ち方にこだわるよう指示したが思ったより体が硬く、自分の思い通りに試合が運べなかった」、下里には「準決勝で僅差の判定で敗れたが、どちらが勝ってもおかしくない試合だった」とそれぞれ講評した。