宮古島一周完歩に挑戦/12~21歳の5人
東京からリヤカー引き
宮古島を歩いて一周することを目的に、東京から12歳から21歳までの児童、生徒、学生の5人が20日に来島。25日までの「宮古島一周完歩」を目標に、21日から歩き始めている。
同企画は、群馬県にあるNPO法人「あるきんぐクラブ・ネイチャーセンター」の主催で、今年で3年連続の開催となる。今回のメンバーは、1回目から毎回参加している町田すみれさん(21)、最年少で昨年は日程の一部に参加した西島佑和さん(12)、町田さんの弟で初参加の颯斗さん(19)、同じく初参加でいずれも15歳の黒須爽音君と山田瑞季君。同センターからは引率者として辻田洋介さんが参加している。
同センターでは、山登りや川遊び、歩き旅など自然と人との関わりをテーマとした企画を行っていて、その一環として「宮古島を歩いて一周」企画がスタート。全員の荷物をリヤカーに積み歩くが、ルートや1日の距離などは決まっていなく、参加者がその都度、考えているという。
初日は朝、平良のゲストハウスから下地方面を目指し出発。自然や地元の人とふれあいながら島一周を歩くことが目的で、今回は道路に落ちているごみを拾う取り組みも行っている。
町田すみれさんは宮古島を歩く魅力について「宮古島では、見ず知らずの私たちに声を掛けてくれたり『家に泊まっていけ』とか『食事を食べていけ』とか言ってくれる人もいる。他人と話したり触れ合ったりすることは地元でもなかなかないこと」と語るとともに「これからも毎年、参加したい」と話した。