国公立大に10人合格/宮高、後期日程
今春合格者、平成で最多
宮古高校(川満健校長)の生徒10人が国公立大(後期日程)に合格し25日、同校校長室で報告会を行った。今春の同校の国公立大学合格者は前期日程や推薦入学を合わせて28人となり、平成に入って最高人数を記録した。同校の教職員らは生徒たちの快挙を喜んでいる。
報告会で受験の感想などを述べた武島真之介君(名桜大・国際学群)は「英語教師になりたく同大学を選んだ。大学では他の専攻科目も取得できるため、将来は英語を活かして国際社会、国際交流に貢献できる人を目指したい」と将来の抱負を述べた。
下地航平君(琉球大・法文学部)は、ラグビー部に所属した高校生活を振り返りながら、「模試ではD判定だったが、最後まで諦めず試験に挑んだ。先生とマンツーマンで小論文対策に取り組んだ」と述べ、部活に取り組む後輩たちにエールを送った。
高江洲悠貴君(琉球大・理学部)は「センター試験で点を落とさないよう頑張った。将来は大学で勉強したことを基に職業を決めたい。責任感ある社会人になりたい」と話した。
この春に球陽高校への異動が決まった川満校長は「学ぶことに無駄というものはない。これから皆さんは様々な分野で学問を積むが、その頑張りは後輩たちにもきっと受け継がれるだろう」と述べ、生徒たちを祝福し激励した。合格者の大学・学部は次の通り。
下地大輝(琉球大・観光産業科学部)▽武島真之介(名桜大・国際学群)▽平良賢一(琉球大・理学部)▽砂川真奈美(琉球大・農学部)▽友利幸姫(琉球大・法文学部)▽下地航平(琉球大・法文学部)▽高江洲悠貴(琉球大・理学部)▽池間詩乃(琉球大・法文学部)▽奥平千紗(長崎県立大・看護栄養学部)▽我如古有梨(琉球大・観光産業科学部)