「長い間ご苦労さま」/13年度宮古島市役所
市職員54人が退職
2013年度の宮古島市職員の定年退職者辞令交付式が31日、市平良庁舎で行われた。今年度の退職者は54人でこのうち46人が定年を迎え退職した。31日付で退職を迎えたのは、市長部局が29人、教育委員会が13人、上下水道部が3人、消防本部が2人、議会事務局が1人、農業委員会が2人の50人。
下地敏彦市長は「長きにわたり、市政に協力してもらい、本当にありがとう。きょう退職する皆さんは、宮古島市が誕生する以前から、それぞれの市町村でいろいろな業務に携わった。合併後、新たな宮古島市として、これまでとは異なった職場環境の中で業務を一生懸命に遂行してきた。市がしっかりとした行政を推進できたのも、皆さんの努力と後輩の指導をしてくれたおかげであると思う。きょうはこれまでのいろいろな思いを胸に、市役所を去る。これからも別の立場で市役所を支援してほしい。ご苦労さまでした」とねぎらった。
渡真利健次さんが「本日をもって定年退職する。これまで皆さんに支えられながら、この日を迎えることができたのは、本当に感謝したい。これからは一市民として側面から、市政の発展に今後とも協力することが、市役所元職員としての責務でもあると思う」と退職者を代表してあいさつした。
辞令交付式後、退職者らは市平良庁舎前で記念撮影を行い、その後、自らが所属した部署で後輩職員たちと写真に納まるなど、長年の思いをかみしめていた。