市の大型工事推進へ
新設「振興開発局」が始動
宮古島市企画政策部内に新しく設置された振興開発プロジェクト局が1日、始動した。同局は友利克局長ら5人体制で、図書館と中央公民館を併設した未来創造センター(仮称)やスポーツ観光交流拠点施設の整備を行うほか、下地島空港と周辺残地の活用についても県と調整を進める。
同日、下地敏彦市長と友利局長が市役所平良庁舎4階の同室入り口に看板を設置した。
下地市長は「注目の新たな局の設置。市民の関心も高い。利便性の良い、市民に親しみやすい施設を造り上げるという重大な使命を持っている。職務に精励してほしい」と訓示した。
友利局長は「いよいよ始まるという心境。注目され期待も大きい分、責任も大きい。体制固めを早めにして本格的に動き出したい」と決意を示した。
今年度の主な業務は、未来創造センター建設予定地となっている旧宮古病院跡地の用地購入や実施設計をまとめる。
スポーツ観光交流拠点施設は宮古空港東側の建設地の用地購入、進入路と造成工事をそれぞれ実施する。
下地島空港について友利局長は「県が空港と周辺残地を合わせた活用について調査を実施すると聞いているので、宮古島市も積極的に関わっていきたい。活用について市独自の提案ができれば」と話した。
振興開発プロジェクト局の職員は次の通り。
局長=友利克▽次長=上地誠賢▽次長補佐=平良邦明、下地陸子▽技師=宮原一光