「共に新たな歴史を」/下地中・来間中統合式
生徒2人を盛大に歓迎
来間中学校の統廃合に伴う「下地中学校・来間中学校統合式」が4日、下地中学校体育館で開催された。宮國博教育長や市教育委員会のメンバーらが出席し、来間中の歴史と伝統を受け継ぎ、2人の新しい仲間を迎えて新たな門出となった下地中学校のさらなる発展に期待を寄せた。
統合式は、両校の統合により新たな歴史を刻むことに対する決意と新たな学校の幕開けを迎え、より良い学校生活を送ろうとする意欲を高めることを目
的に開催された。
あいさつで宮國教育長は「これから下地中学校は新しい歴史を刻む。新しい仲間を迎えた学校で皆さんはお互いに支え合い、競い合って有意義な学校生活を過ごしてほしい」と呼び掛けた。
また、下地中の久高三彦校長は「これから生徒たちはお互いの良さを認め合い、両校の伝統を生かしてより良い学校にしていきたいという気持ちを高めていくと思う。私たち教職員も生徒たちと共に伝統を守り、新たな校風と歴史を築いていくために全力を尽くしたい」とあいさつした。
来間自治会の来間得良会長は「来間中学校から2人が新しく仲間に加わる。みんなと仲良くして下地中の校風に1日でも早くなじんで楽しい学校生活を送ってほしい」と述べた。
下地中PTAの友利勝人会長もあいさつで仲間を大切にいろいろなことに挑戦することを生徒たちに呼び掛けた。
生徒代表あいさつでは、来間中から転入してきた国仲翔太君(2年)と古波蔵恵太君(同)が「たくさんの友達を作って勉強にスポーツに頑張りたい」と意欲を示した。
歓迎のあいさつでは津嘉山大志生徒会長が「2人が下地中に来てくれることをみんな心待ちにしていた。最初のうちは不安なことや分からないことがあるかもしれないがみんなでサポートするので一緒に楽しい学校生活を送ろう」と呼び掛けた。
最後は、生徒会から国仲君と古波蔵君に屋外用の帽子が贈呈された。
同校の入学式は7日に行われ、先月来間小学校を卒業した伊禮二千花さんも入学してくる予定となっている。