5月10日に青少年国際音楽祭
実行委が告知会見/イヴリー・ギトリス招き
5月10日に開催予定の「みやこじま青少年国際音楽祭」(主催・市、市教育委員会、同実行委員会)の開催告知会見が4日、市平良庁舎で開かれ、同実行委員会会長の下地敏彦市長と同副会長の天野誠さんらが音楽祭の趣旨や内容について説明した。同音楽祭には、20世紀最後の巨匠といわれるパリ在住のバイオリンソリスト、イヴリー・ギトリス氏を招いて演奏会を行う。
会見で下地市長は「以前から開催したいと思っていた音楽祭を5月に開く。世界的奏者を招いての音楽祭を、この宮古島市で開催できるのはとても幸せなこと。レベルの高い音楽を子どもたちに聞いてもらえる。市民のみならず国内外からも多くの来場があることに期待している」と述べた。
副会長の天野さんは、同演奏会の開催趣旨について、①本物を呼ぶことによって、本物の力を市民に堪能してもらう②島の中で力を合わせることで、何でもできるということを子どもたちに伝える③舞台芸術全体を手掛けるアートマネジメントワークショップを開く-の3点を挙げた。同音楽祭ではコンサートのほか、昭和音楽大学教授の石田麻子氏を招いて舞台芸術に関するワークショップも同時開催するという。
天野さんは「舞台パフォーマンスの意味や宮古島の子どもたちが持っている良いものを開花させるきっかけになる」と話した。
開催日時は5月10日午後5時30分開場、同6時開演。場所はマティダ市民劇場。
同音楽祭のチケットは4日から、TSUTAYA沖縄宮古島店、BOOKsきょうはん宮古南店、ファミリーマート(宮古島市内各店)で発売を開始している。料金は全席自由3000円、宮古島市民2000円(当日券は500円増)、高校生以下は無料(整理券が必要)。高校生以下の無料整理券は、TSUTAYAときょうはんで配布している。
同演奏会に関する詳しい問い合わせは実行委員会事務局(090・8685・7821)まで。