新商品「ドレッシング」開発/ばんずの会
マンゴーなどで製造、市長が試食
「まるごと宮古島」を統一ブランドで加工特産品の開発を進めている市内の「ばんずの会」の伊山國昭会長らは8日、市役所平良庁舎を訪ね、下地敏彦市長に新鮮なマンゴーなどで製造した新商品「ドレッシング」5種類を初めて披露した。
下地市長は、さっそく生野菜にドレッシングを掛けて試食。味わい深い野菜ドレッシングの風味が口の中に広がると「おいしい」と高く評価し、皿いっぱいの野菜ドレッシングをもりもり食べていた。
「ばんず」は、宮古方言で「今が旬」の意味。宮古島地域雇用創造協議会主催の「宮古島の宝発見・創造講座」が昨年10月~今年2月までに全5回開かれた。その時の受講生らが出資して「ばんずの会」を設立した。
新ドレッシングの商品名は「マンゴー」のほかに、「島らっきょう」「ローゼル」「紅芋」「よもぎ」。一本当たりの価格は、全国のご当地特産品を参考に600円に設定した。各容量とも150㍉㌘。
下地市長は容器の新しいイメージキャップを紙に描いてアドバイス。伊山会長らは、イメージキャップに取り替えることにした。
近くファーマーズマーケット宮古「あたらす市場」、宮古空港ターミナルの売店で販売する。
問い合わせは、ばんずの会事務局(上地和彦局長、電話090・9785・5304)へ。
伊山会長(左端)が下地市長に新商品のドレッシングを披露した=8日、市役所平良庁舎