本番向け準備確認/トライ第2回専門委
ボランティア確保に課題
第30回全日本トライアスロン宮古島大会の第2回専門委員会が9日、市総合体育館中庭プレハブ会議室で開かれた。各専門部の部長らが本番に向けた準備状況などを報告し、互いに情報を共有した。大会実行委員長を務める長濱政治副市長は大会の成功に協力を呼び掛けた。
報告では、順調に準備が進んでいるとする部がある一方、ボランティア確保の遅れを指摘する部もあり、「年々、ボランティアが集めにくくなっている」や「来年以降の課題とすべき」などの意見も挙がった。
30回大会という節目の大会を盛り上げる取り組みとして、開会式での大会テーマソングの発表や、31人の選手に31回大会の出場権を与えること、沿道で応援する市民に「ストロングマン」と記したタオル5000枚を配布する予定であることなどを事務局が説明。宮古島市との姉妹都市提携50周年を迎える岡山県津山市から市長が参加し、50位に「津山市長賞」が贈られることが決まったことも報告された。
長濱副市長は「節目の大会。安全、安心な大会にして、参加した選手に良い大会だったと言われるようしたい」と述べ、大会成功への協力を要請した。