「宮古島マンゴープラス」発売/ティダファクトリ
規格外品活用事業の第1弾
ティダファクトリ(荷川取ゆり子社長)はきょう12日、飲むスイーツ「宮古島マンゴー+(プラス)」を発売する。宮古島産マンゴーの規格外品活用プロジェクトの第1弾。シリーズ第1弾には宮古島産のパッションフルーツとアロエをプラスした。
マンゴーならではの美味を十分に味わえる逸品。果肉が少量入っており食感もいい。試食した下地敏彦市長は「とてもおいしい」と太鼓判を押した。
デザートカップの110㌘入り。希望小売価格は百貨店の洋菓子並みの500円に設定した。同社は本物志向の消費者や観光客のニーズを取り入れたと強調する。
製品の調合と充填は製造技術とラインを持つコーラル・ベジタブル社が担当するなど地域連携で、商品化した。
今回は第30回全日本トライアスロン宮古島大会を記念し琉球ガラス製コップと「マンゴー+(2個入り)」セット(2300円)も同時発売する。385個(みやこ)の限定販売。
宮古では宮古空港ターミナルの店舗、島の駅みやこ、琉球の風、ホテルアラマンダショップ、東急リゾートショップなどに置く。パッケージには市のキャラクター「みーや」を登場させ、宮古島市PRに一役買う。全国への販売は宮古島を皮切りに、順次展開する。
同社は昨年、16㌧の規格外マンゴーを原料に業務用1次加工品(冷凍マンゴー)を製品化。同1次製品を原料にした2次加工品(パッケージ商品)の商品化が急がれていた。