英語力の向上図る/トライ実行委国際部
選手と交流 ジュニアボランティア育成
宮古島トライアスロン実行委員会国際部では今年、大会が30回の節目を迎えるに当たり、宮古島の中高生からジュニアボランティアを募り、参加外国人選手たちと交流する中で国際感覚や英語力を身に付けさせる人材育成企画を実施。中高生14人が週に2回、英会話の勉強や英語での横断幕作りなどに取り組んでいる。
今回が初の取り組みとなる国際部ジュニアボランティア事業には宮古高校、北中学校、平良中学校から男女計14人が参加。3月から毎週土・日曜日に市総合体育館2階会議室で、英会話レッスンをはじめ横断幕づくりなどさまざまな作業を行ってきたほか、参加外国人選手とのメール交換も実施してきた。12日には、16日に開かれる外国人招待選手と「チームハワイ」のメンバーを迎えての交流会への招待状を1枚1枚、手書きで書き上げる作業を行った。
宮古高校から参加している内間健斗君(1年)は「英語が大好きで、将来は英語の関わる仕事をしたいと思っている。ボランティアとして外国人選手と関われる機会はめったにないことと思ったので参加した」と参加理由を説明する。
今回、ウクライナから参加するビクター・アロシュン選手とメールのやりとりをしている内間君。「宮古について説明するメールを送ったところ、日本に来るのが初めてなのでサポートしてほしいとの返事をもらった。大会当日は、少しでも選手のサポートをすることができればと思う」と抱負を語った。