トライ大会 外国人選手を歓迎
ジャンケンなど楽しむ
久松中で交流会、演舞も披露
久松中学校(平良善信校長)生徒会は、全日本トライアスロン宮古島大会に出場する外国人招待選手を招いての交流会を18日、同校体育館で開いた。生徒たちは獅子舞やエイサーの演舞などで歓迎したほか、じゃんけんゲームなどで外国人選手たちと交流を深めた。
同校を訪れたのはオーストラリアのライアン・クロスさん(32)、リューク・セビオールさん(32)、ナデル・レッジさん(40)、ドイツのサイモン・ユンさん(27)、ウクライナのビクター・アロシュンさん(25)、アメリカのベンジャミン・ウイリアムスさん(30)とその家族たち。
生徒らは拍手で選手を会場に迎えると、ステージで歓迎の踊りとして「久松五勇士」と獅子舞、エイサーを披露した。
質問タイムでは競技や母国について生徒たちが英語で尋ねた。スイム、バイク、ランの3種目のうち最もハードなものはとの質問にセビオールさんは「ランが大変。特に終盤はきつい」と回答。母国の誇りはとの質問にウイリアムスさんが「いろいろな国の人が平和に暮らしている多様性」と答えた。
レクリエーションとして選手対生徒によるじゃんけんゲームなどが行われ、最初は戸惑い気味だった選手たちもじゃんけんの仕組みを理解すると勝つ度に笑顔で拍手をしたりガッツポーズを見せた。
記念品として選手に宮古島の菓子をプレゼントされたほか、生徒を代表して友利滉弥君(3年)が「レースではベストを尽くせるよう頑張って」と激励した。
最後は全員でクイチャーを踊って締めくくった。