宮高男子が初の準V/県新人柔道体重別大会
第39回県新人柔道体重別高校大会は26日、沖縄市武道場で行われ、宮古高校が男子団体で準優勝に輝いた。関係者によると、県大会での準優勝は初めて。5月のインターハイ県予選でのシード権を獲得した。優勝は沖縄尚学で5連覇。
大会には13校が出場し、トーナメント戦で争った。
宮高は2回戦(準々決勝)から登場し、KAB(嘉手納ハイスクール)を5-0で破ると、準決勝では那覇西に3-2で競り勝ち、決勝に進出した。
決勝では大型選手がそろった沖尚に0-5で敗れたが、体重差を超えて戦った選手たちに会場から大きな拍手が送られた。
選手たちは26日夜、帰島。宮古空港では学校や柔道関係者が出迎え快挙をたたえた。
大野向生主将(3年)は「準優勝には自分たちも驚いている。副将を務めた(伊良部)武が流れをつくってくれた。みんなの気持ちが一つとなりチーム一丸で戦えた」と話した。
コーチの下地雅志さんは「インターハイ予選に向け、大きな自信につながる」と語った。
宮古総合実業は1回戦で球陽に2-3で敗れた。
宮高の選手は次の通り。
先鋒=大野向生▽次鋒=砂辺一行▽中堅=宇座海斗▽副将=伊良部武(以上、3年)▽大将=砂川翔哉(2年)▽補欠=奥松昌季、濱川勝平(以上、1年)