移動献血が始まる/きょう平良庁舎
23日まで、初日は33人協力
県赤十字血液センターによる2014年度5月期の宮古地区移動献血が6日からスタート。初日はマックスバリュ宮古南店前で行われ、33人が献血に協力した。きょう7日は午前9時から午後5時まで、市役所平良庁舎で実施される。
宮古地区での移動献血は毎年、5月期と10月期の年に2回行われている。今回は23日までに市役所庁舎や県宮古合同庁舎、大型スーパーなど延べ24カ所で献血バスを配置し実施される。
初日は午後1時30分から受付が始まると、買い物客らが献血に協力。午後5時30分までに受付を行ったのは50人だったが、そのうち献血ができたのは33人だった。十数年ぶりに献血をしたという看護師の女性(41)=は「たまたま仕事が休みで買い物に来てみたら、献血バスがあったので、たまには社会貢献をしようと思って協力した」と話した。
県赤十字血液センターの担当者は「皆さんの協力があって成り立っている献血事業。沖縄県では80%しか血液が県内で賄えていない。自給自足ができる安定供給を目指したいので、1人でも多くの人に協力してもらいたい」と呼び掛けた。
今年度の目標献血者数は1533人で、うち5月期は770人と設定している。