鏡原小、西日本4強/村田兆治旗少年野球
全員野球で快挙達成
広島で開催されていた少年野球の第7回村田兆治旗争奪三原市大会で、沖縄代表の鏡原少年野球部がベスト4に入った。この大会には西日本各地の代表チームが出場し、4日から3日間の日程で熱戦を繰り広げていた。7日午後に帰島した鏡原のメンバーは、空港で学校関係者や父母会から盛大な祝福を受けた。
鏡原は4月の春季宮古地区大会で優勝。その後県野球連盟学童部の推薦を受けてこの大会に出場した。
大会では初戦から3回戦まで完封勝ち。京都代表の向丘ウイングスとの準々決勝は先制を許す苦しい展開を強いられたが、最終回の二死満塁から島尻海渡が走者一掃の三塁打を放って逆転勝ちを飾った。
準決勝で広島東代表の坪生ファイターズに2-3で敗れたが、全員野球で出場56チーム中の4強に入る強さを見せた。
空港で開かれた報告会で仲宗根哲男監督は「子供たちは最後まで大きな声を出して戦った。あいさつに始まり、試合に臨む姿勢はどこに出しても恥ずかしくない子供たち。その姿勢が今回の結果につながった」と総括するとともに、多くの応援に感謝を込めた。
キャプテンの砂川幸河君は「みんなの応援とチームワークでベスト4に入ることができた。これからもよろしくお願いします」と笑顔で喜びを話した。
学校関係者や父母会、宮古野球連盟の代表らも4強入りを祝福。それぞれ「皆さんの日ごろの活動と練習の成果が結果に表れた」と話し、活躍をたたえた。