福島から高校生チーム/15日にカギマナフラ
国内では唯一、フラダンスの国際コンペティション「カギマナフラin宮古島2014」(主催・宮古島市、同実行委員会)の告知会見が7日、市平良庁舎で行われた。今年の第2回大会からは市が主催者として加わることを正式発表した。今大会には県内外から23団体432人が出場する。また、東日本大震災の復興支援として、福島県いわき市の高校生6人をチームとして招いて交流事業などを催す予定だ。
会見で下地敏彦市長は「初回大会は手探りの状態での開催だったが、昨年の好評ぶりを勘案し観光の目玉になると判断した。今大会からは実行委員会だけでなく、市も主催者として加わる」と述べ、同大会を全日本トライアスロン宮古島大会と同様、例年開催にすることを発表した。大会の愛称も「ナイスフラレディ大会」と銘打ち、広く県内外に周知したい考えだ。
今大会の開催日程は16日に前夜祭(ホテルアトールエメラルド宮古島)を行い、17日に同大会のエキシビジョンにあたるホイケプログラムをトゥリバー海浜公園に野外ステージを設けて行う。アトラクションやゲストステージ、また、フラダンスのワークショップなどの多彩なイベントを予定している。
本大会(コンペティション)は18日にマティダ市民劇場で行い、ワヒネ(14~44歳)、クプナ(45歳以上)、ケイキ(3~13歳)、カネ(男性)の4部門ごとに優勝チームを決定する。また、今大会からは「奉納祈願」のフラを伊良部島で実施することが決まっており、15、16日にフラ教室の指導者らが大会の安全と震災復興を祈念して、当地の聖地でフラを舞う予定だ。
ホイケプログラムは入場無料だが、前夜祭(入場料2000円)、本大会(同1000円)、後夜祭(3000円)の観覧券が必要。大会の詳細と観覧券購入の問い合わせは市商工物産交流課(電話73・1046)まで。