11/25
2024
Mon
旧暦:10月24日 先負 壬 
産業・経済
2014年5月9日(金)9:00

宮古島産をアピール/「ゴーヤーの日」キャンペーン

消費拡大へ激安販売


一袋50円のゴーヤーが山積みされ、来場者は品定めをしながら気に入った商品を買い求めていた=8日、JAファーマーズマーケットあたらす市場

一袋50円のゴーヤーが山積みされ、来場者は品定めをしながら気に入った商品を買い求めていた=8日、JAファーマーズマーケットあたらす市場

 安全で安心な宮古島産ゴーヤーを広くアピールし、さらなる消費拡大を目指した2014年宮古地区「ゴーヤーの日」キャンペーン(主催・同実行委員会)が8日、JAファーマーズマーケットあたらす市場で開催された。即売では、みずみずしいゴーヤーが1袋50円で販売され、山積みされたゴーヤーは飛ぶように売れた。

 セレモニーでは、主催者を代表して実行委員会の新城武一郎委員長が「今年も盛大にキャンペーンを開催し、県内外の消費者に向けて『安全で安心な』宮古島産ゴーヤーを広くPRすることで今後の生産拡大にも弾みがつくと期待している。関係者全員でキャンペーンを盛り上げていこう」とあいさつした。

 激励のあいさつを行った下地敏彦市長と前田幹男県宮古農林水産振興センター所長は、宮古島産ゴーヤーがトップブランドとして広く認知されるよう行政としても取り組む姿勢を示した。

 店内には約3800袋のゴーヤーが積み上げられ、1袋(約500㌘)を50円で販売。開店と同時に訪れた市民らが大きさや色つやなどを確認しながら気に入った商品を買い求めていた。

 80代の女性は「毎年、『ゴーヤーの日』を楽しみにしている。ゴーヤーはいろいろな料理にしてもおいしいけど生で食べるのが一番おいしい」と笑顔で話した。

 60代の男性は「きょうは家族みんなでゴーヤーチャンプルーを食べたい。これから暑くなるので夏ばて防止にも最適。夏場に向け、いろいろな料理にして食べたい」と述べた。

 そのほか、JA宮古地区女性部やみゃーくの味加工推進協議会による試食・販売も行われ、ゴーヤーパイ、ゴーヤージュースなどが人気を博した。

 宮古のゴーヤーは生産量が右肩上がりで推移しており、2013年度は前年度より89㌧多い過去最高の809㌧を出荷した。

 ゴーヤーの日は1997年に県などが制定。語呂合わせと、生産量が増え始めるこの時期を選んで「5月8日」に決定した。この日は県内各地でゴーヤーの消費拡大を狙ったキャンペーンが実施された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!