新役員体制を報告/沖縄宮古民謡協
渡真利会長らが来社
宮古民謡の継承と普及発展を目指して、沖縄本島、本土各地で活動を続ける沖縄宮古民謡協会の2014年度役員らは8日、宮古毎日新聞社を訪れ、役員体制を刷新したことなどを報告し、新年度の活動内容について抱負を述べた。同協会の新会長には渡真利久信氏が就任した。就任あいさつには同協会顧問で、前沖縄宮古郷友連合会長の兼島恵孝氏も同行した。
渡真利会長は「昨年の協会設立40周年記念事業はカママ嶺公園での、とうがにあやぐの碑建立などのすべての事業を無事に終了した。今後、新役員体制で、地元宮古の団体ともしっかり連携しながら、活動力と組織力をさらに強化していきたい」と抱負を述べた。
近年、宮古出身者のみならず、宮古民謡に関心を持つ若年層が同会での活動に積極参加しているという。渡真利会長は「宮古出身の若者会員をもっと増やしていくことや、地元宮古での活動強化が新役員の大事な役目になるだろう」と説明した。14年度の新役員は次の通り。(敬称略)▽会長=渡真利久信▽副会長=安谷屋恵位、松川茂夫▽事務局長=嘉島里私▽事務局次長=川満恵一▽会計=川満長栄