教育・文化
2014年5月10日(土)9:00
健やかな成長祈願/祥雲寺
厳かに「子ども花祭り」
釈迦の誕生を祝う毎年恒例の「子ども花祭り」が9日、祥雲寺で行われ、花園幼稚園(新城久恵園長)と保育所(金谷福代所長)の園児たちが用意された甘茶を飲み、仏像に甘茶をかけて釈迦の誕生日を祝うと共に、元気で素直に成長することを祈願した。
「花祭り」は、仏教行事で釈迦の誕生日(4月8日)に「灌仏会(かんぶつえ)」として行われているが、同園と同所では、5月に「子ども花祭り」として釈迦の誕生を祝っている。
最初に岡本恵道副住職が花祭りの意味を分かりやすく解説し「みんなと同じようにお釈迦さまにも誕生日がある。きょうお祝いなので楽しく過ごしてほしい」と呼び掛けた。
新城園長は「甘茶を飲めば体の中の弱虫、泣き虫がいなくなるのできょうはみんなでお釈迦さまの誕生を祝いながら元気な子になりましょう」と呼び掛けた。
色とりどりの花をあしらった花御堂には、桶に甘茶が満たされ、中央の仏像に子どもたちは一人一人ひしゃくで甘茶をかけて願い事を唱えていた。