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産業・経済
2014年5月13日(火)9:00

前期比12%増の67㌧出荷/JAオクラ13年期作

「ふるさと百選」盛大に祝う


オクラの生産・販売概況が報告された=12日、JAおきなわ宮古地区本部大ホール

オクラの生産・販売概況が報告された=12日、JAおきなわ宮古地区本部大ホール

 JAオクラ専門部会(国仲常夫部会長)の2013年期作(13年3~12月出荷)の出荷報告会が12日、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで開催された。同期は拠点産地認定が追い風になり出荷量は67・5㌧と前期の60・2㌧と比べ7・3㌧(12%)の大幅増。販売額は5369万円(前期比361万円、7%増)となった。役員改選も行い長間武夫さんを新会長に承認した。

 報告会後は拠点産地に加えて「沖縄、ふるさと百選」に認定された「二重の喜び」を盛大に祝った。

 報告会のあいさつで国仲会長は「実績が計画を達成したのは、部会員一同の努力のたまもの」と感謝。新年度に向けては、一層の生産拡大に期待を寄せた。

 新会長の長間さんは「部会員一同、連携を密に頑張るので指導、支援をよろしくお願いしたい」とあいさつした。

 県宮古農林水産振興センター農業改良普及課の平良正彦課長は、宮古のオクラが夏場にも出荷される貴重な換金作物に育ったことを評価。今後に向けては品質や反収増に努め、「宮古のオクラをもっと有名にしてほしい」とブランド化に期待を込めた。

 会場の壇上には「沖縄、ふるさと百選」認定証を飾った。JAオクラ専門部会は女性部会員が行動的で、オクラ料理を考案して産業まつりに出展したり、「オクラ賛歌」を作詞・作曲するなど活動を盛り上げているのが特徴。ふるさと百選は、そんな「畑(ぱり)ジェンヌ(女性)」と「畑(ぱり)ジャン(男性)」の協働による「ふるさとづくり」活動をたたえた。

 13年期作オクラの栽培農家数99戸。11㌶の畑で栽培した。

 新役員は次の通り。(敬称略)
 部会長=長間武夫▽副部会長=砂川安男▽平良支部長=久貝陽子▽城辺支部長=砂川安男▽上野支部長=新里高一▽下地支部長=大浦邦夫▽伊良部支部長=浜川正信


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