「次は金メダル」/土屋ホームスキー部激励会
葛西さん宮古で誓う/市民ら、「レジェンド」期待
2014年ソチ五輪スキージャンプ個人ラージヒル銀メダリストの葛西紀明さんが所属する土屋ホームスキー部を激励する会が13日午後、市内のホテルで開かれた。激励に駆け付けた市民は葛西さんの五輪メダル獲得を祝福。併せて今後の活躍に期待を込めた。葛西さんは「この土屋ホームのメンバーで次の五輪を目指し、金メダルを取れるよう頑張る」と意欲を語った。
激励会は、ビーチバレー宮古島大会実行委員会が主催。宮古島市をはじめ観光協会、商工会議所、バレーボール協会、青年会議所が共催して開いた。
オープニングのアトラクションでは、「男塾 武-Doo」のメンバーが勇壮な踊りで一行を歓迎。長濱政治副市長は乾杯の音頭を取り、「41歳にしてオリンピックでメダルを取る。まさにレジェンドだ」と声高らかに祝杯を挙げた。
「百花」が三線ライブを披露した後、ビーチバレー宮古島大会の大会長の下地敏彦市長があいさつ。「葛西さんは本当にすごい」と五輪での活躍を手放しでたたえた。その上で「金メダルを取るまでは頑張ってほしい。次の舞台は韓国。必ず応援に行く」と述べ、さらなる活躍を期待した。
この後、ミス宮古の下地洋子さんが葛西さんに花束を贈呈。葛西さんは盛大な祝福に感謝し、「宮古島が大好きなので、これからもここでトレーニングを続けていく。ソチでメダルを取ることができて皆さんにうれしい報告ができた。次は金メダルが取れるように頑張る」と決意。最後は「タンディガータンディ」と宮古方言で締めくくった。
葛西さんは10日、宮古島合宿のため来島。葛西さんのほか吉岡和也さん、高橋大斗さん、ソチ五輪スキージャンプ女子7位の伊藤有希さんら3選手が参加している