伊良部で祈願、奉納舞/カギマナフラきょう前夜祭
きょう16日午後6時からホテルアトールエメラルド宮古島で開催されるインターナショナルフラコンペティション「カギマナフラin宮古島2014」前夜祭(主催・市、カギマナフラ宮古島実行委員会)を翌日に控えた15日午後、伊良部島・下地島で奉納祈願が行われた。参加者らは、神へ宮古でのフラの浸透に感謝し、美しいフラの舞を奉納した。
「カギマナフラ」は造語で、「カギ」は宮古島方言で「美しい」、「マナ」はハワイ語で「魂」という意味。
祈願儀式では、地元の元ツカサという神職の経験のある女性(70代)を中心に執り行った。ハワイでは、祭りの本番前には神に感謝し、フラを奉納する儀式があることから、それに倣って伊良部でも行った。
この日は、東京都や岡山県、大阪府などでフラスタジオを開いている代表者など総勢33人が参加。下地島にあるホテルの芝生広場では祭壇が設けられ、1人1人が線香を供えて手を合わせた。
この後、多彩なフラの舞が奉納された。奉納儀式後、佐和田の浜でも披露された。北谷町の「プアミリミリ」サークルは5人参加。中学2年の西植くるみさん(13)は「本番では、一生懸命頑張りたい。みんなと一緒に楽しみたい」と笑顔で話した。