野菜どっさり、これ何㌧?
福嶺中の生徒 JA集出荷場を見学
宮古島で生産される農産物と流通を学ぼうと、福嶺中学校の生徒が21日、JAおきなわ農産物集出荷施設を見学した。生徒は施設内にあるたくさんの野菜に驚いた様子を見せ、ニガウリの大きさや形がコンピューターで選別されるシステムにも目を丸くした。
見学会には全校生徒14人が参加した。JAの野菜指導員の与那覇悟さんから施設の概要や宮古島で栽培されている野菜・果樹についての説明を受けた。
与那覇さんは、この施設が宮古島のほぼ中心に建設されたことを紹介し、「宮古島で取れる野菜や果樹はここに集めて出荷する体制を取っている」と話した。
生徒たちは施設内の様子に興味津々。最新の機材や効率的な箱詰め作業を観察して知識を深めた。
座学に入ると与那覇さんを質問攻めに。「出荷された野菜が傷んでしまったらどうするの?」「海外には出荷していますか」「1日どれぐらいの野菜がここに運ばれるんですか」などと聞いて回答をせがんだ。
1日の搬入量について与那覇さんは、「多いときは50㌧ほど搬入されます」と回答。生徒は「オー」と驚きの声を上げながら集出荷場の役割を学んでいた。