総収益2億5000万円/宮古森林組合13年度実績
森林整備部門 過去2番目の高収益
宮古森林組合(代表理事組合長・下地敏彦市長)の2014年度通常総会が27日、宮古林業総合センターで開かれ、13年度業務報告、新年度事業計画など7議案について審議し、全会一致でこれらを承認した。
13年度事業報告では組合の事業活動の概況が示され、主要事業である森林整備部門の実績では「造林事業」が事業費ベースで前年度対比37%増、「治山事業」で同比70%増、「利用事業」のみ同比25%減の事業収益であったが、森林整備部門全体では同比17%増の2億4000万円余りの収益となり、同組合設立後、過去2番目に高い収益となっている。
また、13年度の総事業収益は2億5000万円となり、経常利益2300万円、一般企業の純利益に当たる当期余剰金は1400万円で、前年度比では事業総収益、経常利益、当期余剰金ともに増加した。
事務局の説明によれば、高収益を上げた主な要因としては、県の森林整備事業の補正予算に伴う12年度繰り越し事業が増大したため。
同総会では役員の任期満了に伴う理事・監事の役員選任が行われた。代表理事は下地市長が、常務理事は與那覇巖氏の続投が決定した。代表監事も引き続き砂川隆夫氏に決定した。新たな理事に多良間村の伊良皆光夫村長、監事に我如古三雄氏が加わった。