機敏な動きで救助作業/市消防本部
県大会向け展示訓練
30日に県消防学校で行われる第38回県消防救助技術指導会に向け、関係者を招いた展示訓練が27日、市消防本部で行われた。宮古地区代表として出場する同本部の隊員が日ごろの訓練の成果を披露。息の合った機敏な動きで救助作業に取り組む隊員に、同署の署員や見学者から大きな拍手が送られた。
同指導会は、消防職員の救助技術の向上を図り、災害に対処することが目的で同署からは4種目に13人が出場する。
県の指導会で出場する種目はロープ応用登はん(上位1チームを全国大会へ派遣)▽ほふく救出(同)▽ロープブリッジ救出(上位3チームを九州大会へ派遣)▽引揚げ救助(上位1チームを九州大会へ派遣)-の4種目。
展示訓練では、出場する4種目が行われ、九州大会、全国大会出場を目指す隊員たちは標準タイムを上回る無駄のない素早い動きを披露した。
あいさつで同本部の来間克消防長は「皆さんの活躍を市民も期待している。日ごろの鍛錬の成果を発揮すれば九州大会、全国大会に出場できると思う。体調、準備を万全にして挑んでほしい」と呼び掛けた。