砂川、吉濱さん全国へ/障害者サッカーで九州V
第14回長崎県障害者スポーツ大会のサッカー競技が25日、当地で行われ、みやこ福祉会の「野菜ランドみやこ」で働く砂川正和さんと吉濱登さんが所属する沖縄代表チーム「ブルーシーサー」が優勝した。2人は26日に凱旋し、関係者に拍手で迎えられた。次は11月の全国大会に出場する。
この大会は、全国障害者スポーツ大会のリハーサル大会で、個人6競技と団体7競技が行われた。サッカー競技には沖縄と開催地の長崎ほか、福岡、熊本、鹿児島、大分が出場した。
沖縄は2回戦で熊本代表と対戦し7-0で快勝、決勝では鹿児島代表を2-0で下して優勝を決めた。砂川さん、吉濱さんともにこの2試合の後半にフル出場して攻守で活躍した。
26日帰島した2人を職場仲間が歓迎。みやこ福祉会の伊志嶺博司理事長は「優勝おめでとう。沖縄代表として2人が活躍したことをうれしく思う」と祝福。その上で「沖縄県全体の中でレギュラーを取るということは素晴らしいこと。全国に向けてさらに技術を磨いてほしい」と激励した。
多くの祝福を受けて砂川さんは「九州大会では良い経験ができたが、まだまだ練習が必要だと感じた。11月の全国大会に向けて練習を頑張りたい」と話した。
吉濱さんは「初めての大会で緊張したけど、優勝できてとてもうれしい。いろいろな経験もできた。これからもサッカーを続けていきたい」と語った。