04/22
2025
Tue
旧暦:3月25日 先負 辛 
産業・経済
2014年5月29日(木)9:00

伊良部大橋 地続きまで210㍍

全体の進ちょく率94%/8月下旬~9月上旬連結予定


連結が間近に迫る伊良部大橋の建設現場=28日、宮古本島側から撮影

連結が間近に迫る伊良部大橋の建設現場=28日、宮古本島側から撮影

 宮古本島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋の上部工事連結式が、8月下旬から9月上旬に掛けて開催される。連結式では事実上、大橋延長4310㍍(本橋部3540㍍、2本の海中道路計600㍍、2本の取付橋梁計170㍍)が初めて一つの線としてつながる。連結式に伴い、工事はいよいよ来年1月開通に向け、大きく前進する。

 一般県道平良下地島空港線に認定される大橋の全体事業費は2014年4月末現在で395億円(新年度事業費約24億円を含む)で、事業費ベースの全体進ちょく率(13年度末)は94%に達した。大橋上部の延長3540㍍のうち3330㍍の連結は今月中に完了し、残りは210㍍となる。

 上部工最後のコンクリート打設を記念して施工業者を中心に連結式が執り行われる予定だ。

 大橋で最も高い所は主要航路部上部で高さは平均海面上から33㍍とされる。主要航路は、一般に長山水路と呼ばれる。

 伊良部の長山港を利用する貨物船や平良~多良間を結ぶフェリー「たらまゆう」は大橋の主要航路をくぐって運航している。

 県宮古土木事務所伊良部大橋建設現場事務所の奥間正博主幹は「これからも工事現場の安全が第一。自然環境に配慮しながら大橋の工事は進めていく」と気持ちを引き締めていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!