定期総会と懇親会催す/沖縄南秀同窓会
200人集い旧交温める
【那覇支社】沖縄本島在住の宮古高校卒業生(旧制宮中、宮高女を含む)で構成する沖縄南秀同窓会(波平勇夫会長)の2014年度定期総会・懇親会が27日、那覇市のイベントホールで催され、約200人の会員が参加して互いの旧交を温め合った。総会では2013年度活動・収支報告や14年度活動・予算案を全会一致で承認した。
懇親会は参加者全員による宮高・宮高女の校歌の斉唱で幕を開けた。
懇親会で波平会長は「同窓会の良さは目に見えない、計算できない味わい深い喜びの面が大きい。女性会員の参加なくして活性化は図られないので、これからも多くの女性会員が参加してほしい。今後も引き続き会員の協力をお願いしたい」とあいさつした。
65歳を節目に新規入会した24期会を代表して、宮國育男さんがあいさつし、「われわれは琉球政府立高校の最後の学年。同窓会の新入生として気持ちも新たに、良き先輩方を見習って頑張りたい」と決意を述べた。
砂川恵伸元琉球大学学長(宮中14期)の乾杯の音頭に続いて、来賓あいさつした南秀同窓会の仲地清純会長(宮高7期)と同校の本村博之校長(同28期)がそれぞれ、母校と両同窓会のさらなる力強い結束と親睦を呼び掛けた。
舞台では琉舞の「かぎやで風」や「豊年の歌」、創作ダンスなどの余興が繰り広げられ会場の雰囲気を盛り上げた。
沖縄南秀同窓会の14年度活動計画では、会報「南秀」15号の発行や囲碁大会、パークゴルフ大会などの催しを予定している。