14人が農業機械士に/認定書交付式
安全な利用を推進
2013年度農業機械士の認定証交付式が3日、市役所上野庁舎で開かれた。今回は14人の新農業機械士に認定書が、技能試験に合格したが認定に必要な農耕用大型特殊自動車運転免許をまだ取得していない4人に合格証明が、市農政課の福里匡課長から手渡された。
農業機械士とは、農業機械の適正な導入や効率的で安全な利用を推進する中核的な担い手となる農業機械の利用技能者。大型特殊免許保持者で、農業大学校が実施する農業機械士養成研修を修了し、技能検定試験に合格すると認定される。大型特殊免許不保持者が合格後、一定期間内に免許を取得しても認定される。
福里課長は、「これから農業の機械化が進む。安全面に気を付けながら、農業機械の地域リーダーになってほしい」と呼び掛け、一人一人に認定書、合格証明を手渡した。県農業機械士協議会宮古支部の嵩原健一支部長は「研修で学んだことを地域に持ち帰って、指導をお願いしたい」と激励した。
同支部の事務局は支部活動について説明し、支部への入会を要請した。6月2日現在、同支部には47人の農業機械士が在籍している。