政治・行政
2014年6月12日(木)9:00
水納島への航路開設厳しい/多良間村議会
村長が一般質問で答弁
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)の6月定例会は11日、一般質問が行われた。4人が登壇し、当局の考えをただした。島の観光振興で「水納島航路は開設できないか」との質問に伊良皆光夫村長は「水納島(多良間島沖合にある有人島)への航路は現在なく、使用中の船が23年経過して老朽化し、水納島航路開設は難しい」と述べた。豊見山正氏への答弁。きょう12日は、2013年度多良間村一般会計歳入歳出予算の補正などを審議、可決し閉会する見通し。
豊見山氏は「財政調整基金の運用は法令に則して行っているのか」と質問。これに対し、伊良皆村長は「法令に従って運用している。予算が不足した時は財政基金から出している」と語った。
本村健次氏は「集落内に立ち枯れ木が多く、危険を感じる。撤去する計画はないか」とただした。伊良皆村長は「立ち枯れ木の危険性は把握している。屋敷内の立ち枯れ木については、村内に住んでいない方もいるので連絡をとって対応したい」と答えた。