自転車で島一周/ツール・ド・宮古島
180人がサイクリング/きょうはロードレース
第7回「ツール・ド・宮古島2014」(主催・宮古島市など)が14日、開幕した。初日はサイクリングが行われ、約180人が思い思いのペースで宮古路を満喫した。きょう15日は456人がロードレースに挑み、頂点を目指す。
サイクリングは100㌔と60㌔の2部門。それぞれ正午にトゥリバー地区をスタートした。選手たちは笑顔を見せながらゆっくりと走り出し、それぞれのペースで距離を刻んだ。
100㌔に挑んだ選手は宮古本島をほぼ一周するコースに繰り出した。トゥリバーを出ると池間島に向けて進行、池間大橋を渡って同島を一周すると島尻から北海岸線に抜け、東平安名崎に向けてひた走った。ここを折り返すと城辺七又の海岸線、上野、下地の両地区を通過してゴールのトゥリバー地区を目指した。
出場選手のサイクリングスタイルはさまざま。本格的なロードバイクとウェアでロードレースさながらのスピードで走る選手もいれば、マウンテンバイクやクロスバイクで気軽に走る人も。それぞれのペースでレースを楽しんだ。
この日の宮古島は、時折小雨がぱらつくあいにくの空模様だったが、選手たちは池間大橋や来間大橋、東平安名崎の絶景を満喫。中にはバイクからおりて景色を眺めたり、仲間と記念写真を撮ったりして思い出を詰め込む選手もいた。
きょう15日はロードレースが行われ、島内外のアスリートが出場してスピードと体力を競う。スタート時間は165㌔の部が午前7時、100㌔の部は同7時10分。それぞれトゥリバー地区が発着点となる。
15日は各地で交通規制が敷かれる。車両の進入ができない場所と時間帯(いずれも目安)は▽トゥリバー地区=6時40分から午後1時30分▽狩俣集落から池間大橋の県道230号線=7時10分から8時30分▽東平安名崎入り口から灯台の間の市道=8時10分から午後0時45分④来間大橋=8時45分から11時-。
このほか、一般道でも時間帯によっては一部の交通が規制される。実行委では走路員の指示に協力するよう呼び掛けている。