「健全な生活習慣を」/市健康増進課
西辺小で食育授業
市健康増進課が実施している生活習慣病予防のための食育事業「早寝・早起き・朝ごはん」が19日、西辺小の5年生10人を対象に行われた。
授業では、宮古島市や西辺小の肥満率などについて保健師の佐平睦美さんが紹介し、子供のころから正しい生活習慣を身に付けることの大切さを呼び掛けた。
佐平さんは「宮古島市の状況を知ろう」をテーマに授業を行い、○×クイズで県内でも肥満率の高い宮古島市の問題点などについて紹介した。
また、西辺小の5、6年生を対象に行った肥満度の計測結果では「太っている」割合が約6割となっていることなども紹介された。
佐平さんは、健康で長生きするために「子供のころから良い生活習慣を身につけ、生活習慣病を予防し健康な生活を送ることが大切」と訴えた。
同事業は、同課が市内の学校で行っているもので、「宮古島市の状況を知ろう」「朝ご飯をしっかり食べようー調理実習」「健康な体をつくるために」「3カ月後の事後フォロー」などをテーマに4回に分けて行われ、今年度は砂川中でも1年生を対象に24日からスタートする。