お金に対し良い習慣を/花園幼稚園
「おこづかい教育講座」開く
花園幼稚園(新城久恵園長)で21日、同園の保護者を対象にした「おこづかい教育講座」が開かれた。ジブラルタ生命の篠崎享史さんが講師となり、お金の価値や物を大切にする心を育むためにも親が真剣に取り組み、お金についての良い習慣を身につけさせる事が大切と呼び掛けた。
幼少期の内にお金の価値を知り、小遣いを通して生きる力を育むことを目的に開催。保護者ら約35人が参加した。
講座で篠崎さんはまず、「お金は道具でしかない」と指摘。「お金と自分の欲望をコントロールする力を身につけることが重要」と語った。
篠崎さんは自身の子育ての経験を通して「お金との付き合い方を教えるのはしつけと同じ」と話し①自分で考えさせる②我慢させる③失敗させて学ばせる④うまくできたら褒めてあげる-の4点を紹介し実行を促した。
「値段の高い物をねだってきたらどうする」「お手伝いには駄賃をあげるべきか」「良い成績の褒美にお小遣いをあげるべきか」などの解決方法もアドバイスした。
親自身の行動チェックリストや計画性、家計の把握も大切だと言う篠崎さんは「親の行動は子供に見られている。まずは親の真剣さが必要」と訴えた。