11/25
2024
Mon
旧暦:10月24日 先負 壬 
スポーツ
2014年6月25日(水)9:00

「W杯とても楽しかった」/エスコートキッズ

藍夢君、笑顔で帰島


エスコートキッズとして大役をこなし無事に帰島した藍夢君と父・朝昭さんを関係者が盛大に出迎えた=23日、宮古空港

エスコートキッズとして大役をこなし無事に帰島した藍夢君と父・朝昭さんを関係者が盛大に出迎えた=23日、宮古空港

 2014FIFAワールドカップブラジル大会のエスコートキッズに選ばれ、日本-ギリシャ戦(日本時間20日)で憧れの長友佑都選手(インテル)と手をつないで夢の舞台に立った東小学校3年の國仲藍夢(あいむ)君が23日、父・朝昭さんと一緒に笑顔で帰島した。

 宮古空港では、学校関係者や藍夢君が所属するマティダ東FCのメンバーら出迎え、夢の舞台で貴重な体験を積んだ藍夢君の話に興味津々の様子で聞き入っていた。

 藍夢君は「すごく大きなスタジアムでたくさんの人の声も大きくてとにかくすごかった。手をつないだ長友選手は気合いが入っていて『頑張ろうね』と声を掛けられたので『頑張りましょう』と答えた」と笑顔で話した。
 朝昭さんは「堂々とピッチに立つ藍夢の姿を見ていると涙が出てしまった。ママの遺影も一緒にブラジルに行っていたので本人も喜んでいると思う。ブラジルは沖縄に似ていて笑顔がすてきな国でした」と話した。

 出迎えた同小学校の下地政昭校長は「無事に帰ってきてくれてうれしく思う。ブラジルでの素晴らしい体験を周囲の人たちや友人にもぜひ話してほしい」と呼び掛けた。

 盛大な出迎えを受けた藍夢君はブラジルの印象について質問され、ちょっと食べ物が口に合わず、日本のカップラーメンが一番おいしかったことを報告し、周囲を笑わせた。

 
 藍夢君が首に下げたパスケースには、ワールドカップの入場チケットと母・尚子さんや家族の写真が入れられていた。

 そんな藍夢君について朝昭さんは「期間中はいろいろと取材を受ける機会も多く、ほかのエスコートキッズたちとも仲良くなって一回り大きくなった感じがする。本人にとっても良い経験ができたと思う」と目を細めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!